ボウリングのコツ、教えます。

論理と証拠に基づき、ボウリングの真実を解説

中級

何故ハンディキャップがあるのか

投稿日:

何故ハンディキャップがあるのか

何故ハンディキャップがあるのか

家族や友人、会社の仲間でボウリングをするときに、ハンディキャップ(以下、ハンデと言います。)はどうやって決めていますか。どれくらいのハンデがあると、ボウリングは面白くなると思いますか。
今回はボウリングのハンディキャップについて、3つお話しますね。

  • 得点差が開きすぎない設定
  • レクリエーション大会と通常大会は分けて考える
  • 通常大会はアベレージハンディキャップ

得点差が開きすぎない設定

ハンディキャップとは「競技者間の実力差が大きい場合に、その差を調整するための設定」です。勝つか負けるかわからないスポーツやゲームは、白熱した試合になって、とても面白いですよね。

例えば、ゴルフではオフィシャルハンデ方式や新ペリア方式などがあり、将棋では駒落ちなどをハンデとして、事前設定します。

ボウリングでは、「加点方式(小学生は+30ピンなど)」や「減点方式(マイシューズは-20ピン)」がありますが、「マイシューズ禁止」「マイボール禁止」など、競技条件のハンデ設定をすることもできます。参加者に合わせたハンデ設定を検討してみましょう。

レクリエーション大会と通常大会は分けて考える

社などでボウリング大会を企画すると、マイシューズやマイボールを所有している人(以下、マイボウラーと呼びます。)がいることがありますよね。普段ボウリングをしない人が多数参加する「レクリエーション大会」とマイボウラーがスコアを競う「通常大会」は分けて考えましょう。

分けて考える理由は、大会の目的が違うからです。

レクリエーション大会は、参加者相互のコミュニケーションを楽しむために開催するでしょう。通常大会は、スポーツボウリングとしてスコアを競うでしょう。どちらも満たした大会を企画するのは、とても難しくなります。今、企画するボウリング大会の目的は何なのか、を明確にしてハンデを決めましょう。

通常大会はアベレージハンディキャップ

マイボウラー同士でもハンデ設定を行います。ボウリング場で開催される通常大会は「アベレージハンディキャップ」を採用していることが多いです。いつもハイスコアが出せるマイボウラーがいるのと同時に、初心者であまりスコアが出せないマイボウラーもいます。同じ人ばかりが勝ち続けると、大会に参加しても面白くなくなってしまいますよね。

その実力の差を埋めるために、アベレージハンディキャップが設定されます。計算方法は「ベースになる基準点」から「アベレージ(スコアの平均点)」を引き、「掛率」をかけたものがハンデの点数です。掛率は大会やボウリング場によって異なりますが、70%~90%の範囲内で設定されることが多いです。

参考として、計算式を紹介しますね。

  • ベースになる基準点 170
  • アベレージ 138
  • 掛率 80%

(170-138)×80%=25.6本(小数点以下切り捨て)→25本

アベレージから計算するため、競技者の実力そのものが反映されやすいというメリットがあります。頑張れば誰でも勝つチャンスを掴めるハンデ設定として、採用されています。

ハンデはなくならないのか?

ハンデはなくならないのか?

上手なマイボウラーは、ハンデがなくなります。ハンデがなくても、ハンデのある人たちより良い成績を上げることがあります。マイボウラーのハンデについて、もう少しお話しますね。

  • ハンデが多い方が有利?
  • ハンデがない大会はあるのか?

ハンデが多い方が有利?

ハンデが多い方が有利、な気がしますよね。もちろん、適正なハンデは競技を面白くするために必要ですが、不正にハンデを増やす行為は禁止されています。

ボウリング規則第25条 ダンピングの禁止(抜粋)

ダンピングとは、ハンディキャップを得るために、故意にアベレージを落とす行為をいう。全てのリーグ、競技会においてダンピングは禁止。

NBR日本ボウリングルール

規則で禁止されているだけではありません。大きな目標を立てるほど失敗しやすくなったり、目先の利益を優先してしまい利益を損なったり、モチベーションが低下してしまったりなど、不正やズルをするようになってしまうという残念な結末が、様々な研究で判明しています。

ハンデがあるから勝てる、ではなく、一生懸命に投球した結果で勝ちましょう。

ハンデがない大会はあるのか?

ハンデがない状態のスコアを「スクラッチ」と言います。スクラッチで勝負を決める大会もあります。初心者では太刀打ちできない強豪が揃うことになりますが、スクラッチで競う大会は、スポーツボウリングで最も面白い大会のひとつです。

ボウリングでは「ハンデゼロ=実力証明書」と言われています。マイボウラーのみなさんは、ぜひ、「アベレージハンディキャップでハンデなし」を目指してみて下さいね。

まとめ:何故ハンディキャップがあるのか

ハンディキャップとは「競技者間の実力差が大きい場合に、その差を調整するための設定」です。

  • 得点差が開きすぎない設定
  • レクリエーション大会と通常大会は分けて考える
  • 通常大会はアベレージハンディキャップ

不正やズルをして、勝つためにハンデ設定してはいけませんよ。参加者全員が、楽しむためにハンデがあることを忘れないで下さいね。

 

「脳を鍛えるには運動しかない!」

「有酸素運動は脳の機能を最善にする唯一にして最強の手段である」(本書:P308)
運動が健康管理に重要な要素であることを教えてくれます。ランニングやマラソンを推奨していますが、ボウリングも有酸素運動なのでおすすめですね。この本を読んで、ボウリングをしてもらえたら嬉しいです。

Amazon

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

新品価格
¥2,100から
(2019/10/28 22:43時点)

 

-中級

関連記事

関連記事はありませんでした


ぴぃ


職業:プロボウラー
ボウリングは論理と証拠で説明できる、科学的なスポーツです。みんなで楽しく遊べる、レクリエーションスポーツでもあります。科学的根拠に基づいて、ボウリングの真実を解説します。